「夏の観葉宿根草って、花が咲かないから地味なんじゃないの?」と、私も昔はそう思っていました。でも、答えは断然「ノー」です。これまで何年もガーデニングを続けてきて、花が終わった後の寂しい緑一色の庭に何度もがっかりしてきたからこそ、葉っぱこそが夏の庭の真の主役だと確信しています。実際、私が紹介する7つの宿根草は、どれも葉っぱだけで勝負できるほど、存在感抜群。花は確かに美しいけど、夏の暑さでぐったりする姿を見てきた私には、葉っぱの方がずっと頼りになるんです。あなたも、「花が咲かないと寂しい」という思い込みを捨てて、葉っぱの魅力に一度、目を向けてみてほしい。そうすれば、6月から11月まで、庭がずっと華やかでいられるんですよ。
E.g. :高山鹅掌柴の育て方|初心者向けの3つのコツと実践的なアドバイス
- 1、夏の庭を彩る観葉宿根草7選
- 2、1. ヒューケラ(ツボサンゴ)
- 3、2. エリンギウム(マツムシソウ)
- 4、3. ハコネグラス(アレチマツリ)
- 5、4. ギボウシ(ホスタ)
- 6、5. リグラリア(メギ)
- 7、6. ブルンネラ(ワスレナグサ)
- 8、7. エレファントイヤー(サトイモ)
- 9、観葉宿根草の選び方と育て方
- 10、葉っぱが美しい宿根草の比較表
- 11、夏の葉っぱを美しく保つメンテナンス術
- 12、よくある失敗とその対策
- 13、葉っぱの宿根草で、一年中楽しむ庭づくり
- 14、夏の庭を彩る観葉宿根草7選
- 15、1. ヒューケラ(ツボサンゴ)
- 16、2. エリンギウム(マツムシソウ)
- 17、3. ハコネグラス(アレチマツリ)
- 18、4. ギボウシ(ホスタ)
- 19、5. リグラリア(メギ)
- 20、6. ブルンネラ(ワスレナグサ)
- 21、7. エレファントイヤー(サトイモ)
- 22、観葉宿根草の選び方と育て方
- 23、葉っぱが美しい宿根草の比較表
- 24、夏の葉っぱを美しく保つメンテナンス術
- 25、よくある失敗とその対策
- 26、葉っぱの宿根草で、一年中楽しむ庭づくり
- 27、FAQs
夏の庭を彩る観葉宿根草7選
「夏の花壇って、花が主役でしょ?」そう思っていませんか?実は、葉っぱこそが夏の庭の真の主役になれるんです。私は何年もガーデニングをしてきて、花が終わった後の寂しい緑一色の庭に何度もがっかりしてきました。だからこそ、葉っぱの魅力に気づいてほしいんです。花は確かに美しいけど、葉っぱはずっと長く楽しめる。それに、大きくてカラフルな葉っぱは、花以上の存在感を放つこともあります。
あなたが「ただの観葉植物」と軽く見ているその植物が、庭を一瞬でドラマチックな空間に変えてしまうんです。私が今回紹介する7つの宿根草は、どれも葉っぱの美しさで勝負するものばかり。花が咲かなくても、葉っぱだけで十分に主役を張れる。しかも、一度植えれば毎年楽しめるから、コスパも最高です。この記事を読めば、あなたもきっと「葉っぱってすごい!」って思うはずです。
なぜ葉っぱが夏の庭に最適なのか
「花が咲かないと寂しい」って思う気持ち、よくわかります。でも、夏の暑さで花はすぐに傷んでしまうんです。特に8月のピーク時には、ほとんどの花がバテバテになってしまいます。そんな時、葉っぱは元気いっぱい。むしろ、暑さで色が冴える品種もあるんです。
私がこの考え方を変えたのは、ある年の8月に地元の植物園で見た光景がきっかけでした。あの日は35度を超える猛暑で、バラもペチュニアもぐったりしていたんです。でも、ヒューケラやギボウシの葉っぱだけは、みずみずしく輝いていました。特にヒューケラの『キャラメル』という品種は、灼熱の太陽の下で金色からアプリコット色に変わって、まるで宝石のようでした。その時、「ああ、花に頼らなくてもいいんだ」って気づいたんです。それ以来、私は庭の半分以上を葉っぱで勝負する宿根草に変えました。結果、6月から11月までずっと華やかな庭をキープできるようになりました。あなたも、花の疲れが気になるなら、葉っぱの宿根草にシフトする時期かもしれません。
葉っぱを選ぶときの3つのポイント
「でも、葉っぱだけって地味じゃない?」そんな心配は無用です。葉っぱの世界は驚くほど多彩なんです。選ぶときのコツは、色、形、質感の3つを意識すること。これで、花に負けない存在感を出せます。
まず色ですが、緑一色と思ったら大間違い。シルバー、パープル、ブロンズ、ライムグリーン、黒に近いダークパープルまであります。形も、ハート形、剣形、扇状、羽毛状とバラエティ豊か。質感も、ツルツル、ザラザラ、フワフワとさまざまです。私はよく、色の濃い葉っぱ(例えば紫のギボウシ)と明るい葉っぱ(例えば金色のシダ)を隣に植えるんです。すると、お互いの色が引き立って、まるで絵画のようなコントラストが生まれます。実際、私の庭ではこの組み合わせを15箇所以上で使っていますが、どれも大好評です。あなたも、3色以上の葉っぱを組み合わせるだけで、プロ並みの庭づくりができますよ。
1. ヒューケラ(ツボサンゴ)
Photos provided by pixabay
日陰を彩るカラフルリーフの女王
「日陰って、どうしても地味になりがち…」と悩んでいるあなたに、ヒューケラはまさに救世主です。日陰をカラフルに彩る能力は、他の植物の追随を許しません。特に、キャラメルという品種は、春から夏にかけて葉っぱの色が変わるので、ずっと見ていて飽きないんです。
私が庭で実際に使っている経験から言うと、ヒューケラは本当に扱いやすい。耐寒性ゾーン4〜9と幅広い地域で育ち、水はけの良い有機質の土を好みます。ただし、注意点が一つ。強い午後の日差しに当てると、せっかくの美しい色が褪せてしまうんです。だから、半日陰か、木漏れ日が当たる場所がベストです。また、水はけが悪い粘土質の土だと、根腐れを起こしやすいので注意が必要です。私は、植え付け前に必ず土壌水分計でチェックするようにしています。そうすれば、失敗がぐっと減りますよ。ヒューケラは、シダやギボウシと組み合わせると、さらに引き立ちます。特に、細かい葉っぱのシダと、丸みのあるヒューケラのコントラストは、本当に美しいです。
2. エリンギウム(マツムシソウ)
砂漠のような乾燥地帯で輝く金属アート
「水やりが面倒くさい…」そんなあなたに、エリンギウムはぴったりの植物です。水やりをほとんど必要としないんです。特に、青みがかったスチールブルーの花と葉っぱは、まるで金属細工のアート作品のよう。
高さ90センチにもなるエリンギウムは、花壇の後方に置くと、存在感を最大限に発揮します。私は、黄色いノコギリソウ(ヤロウ)と一緒に植えるのがお気に入りです。すると、青と黄色のコントラストが、夏の日差しの中で輝くんです。ただし、一つだけ重要な注意点があります。この植物は、肥料をほとんど必要としないんです。逆に、与えすぎると茎がひょろひょろに伸びて、倒れてしまうことがあります。だから、痩せた砂地にそのまま植えるのがベスト。私の庭では、水はけの悪い粘土質の場所ではうまく育たなかったので、必ず水はけの良い場所を選んでください。エリンギウムは、ドライフラワーとしても楽しめるので、花が終わった後も捨てずに吊るしておくのがおすすめです。
3. ハコネグラス(アレチマツリ)
風に揺れる黄金の滝
「動きのある庭にしたい」と思ったことはありませんか?ハコネグラスは、その願いを叶えてくれる植物です。風に揺れる姿が、まるで滝のように美しいんです。特に、アウレオラという品種は、黄金色の葉っぱに緑のストライプが入り、光を受けてキラキラ輝く。
私がハコネグラスを初めて見たのは、ある有名な日本庭園でした。その時、風が吹くたびに、葉っぱがさざ波のように揺れて、周りの石や苔との調和が完璧でした。この植物は、半日陰から日陰で最も美しく育ちます。ただし、夏の暑さで乾燥すると、葉っぱの先が茶色く枯れてしまうので、注意が必要です。私は、マルチング(敷きわら)をして、土の乾燥を防ぐようにしています。また、濃い紫色の葉っぱの植物(例えば「ブラックマジック」のエレファントイヤー)と一緒に植えると、コントラストがすごく綺麗ですよ。ハコネグラスは、一度根付くと、ほとんど手間いらずで、毎年楽しめる優等生です。
4. ギボウシ(ホスタ)
Photos provided by pixabay
日陰を彩るカラフルリーフの女王
「ギボウシって、ただの緑の葉っぱでしょ?」そう思っているなら、『シーボルディアナ』という品種をぜひ見てみてください。このギボウシは、直径25センチにもなる、銀色がかったスレートブルーの大きな葉っぱを持っています。まるで、高級なベルベットのような質感で、日陰の庭を一気に高級感あふれる空間に変えてしまうんです。
私がギボウシを庭に植え始めたのは、北側の日陰がどうしても寂しかったからです。最初は、花が咲く植物をいろいろ試しましたが、どれも長続きしませんでした。でも、シーボルディアナを植えてから、状況が一変。あの大きな葉っぱが、陰をものともせずに成長し、庭の主役になってくれたんです。注意点としては、強い直射日光に当てると、葉っぱが焼けてしまうこと。また、ナメクジの被害にあいやすいので、私は防除目的で、珪藻土を株元にまくようにしています。ギボウシと、細かい葉っぱのシダを組み合わせると、大きな葉っぱと細かい葉っぱのコントラストが、見事なハーモニーを生み出します。あなたも、日陰の強い味方として、ギボウシを一度試してみてください。
5. リグラリア(メギ)
湿った場所で輝くチョコレート色の巨大リーフ
「庭の水はけが悪くて、何も育たない…」そんな悩みを抱えている方に、リグラリアの『ブリット・マリー・クロフォード』は、まさに救世主です。この植物は、ジメジメした湿った場所でこそ、真価を発揮するんです。巨大なダークチョコレート色の葉っぱは、まるで高級な革製品のような光沢があり、裏側がワインレッド色をしているんです。
私がこの植物を初めて育てたのは、雨水がたまりやすい庭の隅っこでした。そこは、他の植物ではうまく育たなかった場所です。でも、リグラリアを植えてから、その場所が一気に庭の主役になりました。特に、黄色い花が咲く7月から8月にかけては、茶色と黄色のコントラストが見事で、来客があるたびに「これ、何ていう植物?」と聞かれるほどです。ただし、一つだけ厳守してほしいルールがあります。この植物は、絶対に強い日差しと乾燥にさらさないことです。もし、午後の強い日差しが当たる場所に植えると、数時間で葉っぱがぐったりと萎れてしまいます。そうなると、復活するまでに数日かかるので、水辺や池のほとりが最適な場所です。リグラリアは、金色のハコネグラスと一緒に植えると、お互いの色が引き立って、最高の組み合わせになります。
6. ブルンネラ(ワスレナグサ)
シルバーの葉っぱが暗い場所を照らす
「暗い場所が明るくならない…」そんな悩みを解決するのが、ブルンネラの『ジャック・フロスト』です。この植物は、シルバーに輝くハート形の葉っぱが、まるで月明かりのように暗い場所を照らすんです。春には、ワスレナグサに似た小さな青い花を咲かせるので、花と葉っぱの両方を楽しめるお得な植物です。
私がブルンネラを庭に取り入れたのは、家の北側の暗い壁際をどうにかしたかったからです。最初は、白い花の植物をいろいろ試しましたが、どれも花が終わると、ただの緑の葉っぱになってしまいました。でも、ジャック・フロストのシルバーリーフは、花が終わった後もずっと輝き続けます。特に、夕方の薄暗い時間帯に、そのシルバーの葉っぱが浮かび上がる様子は、本当に幻想的です。育てるのは簡単で、半日陰から日陰の、水はけの良い土を好みます。ただし、冬の前に、枯れた葉っぱを整理しておくことが、春の新芽を元気に育てるコツです。ブルンネラは、濃い緑色のシダや、紫色のヒューケラと組み合わせると、シルバーがさらに引き立ちます。
7. エレファントイヤー(サトイモ)
Photos provided by pixabay
日陰を彩るカラフルリーフの女王
「南国風の庭にしたい!」そんな願いを、エレファントイヤーの『ブラックマジック』が叶えてくれます。この植物は、高さ2メートルにもなる巨大なダークパープルの葉っぱが特徴で、まるで熱帯雨林に迷い込んだかのような雰囲気を演出してくれます。特に、その葉っぱの質感は、まるでベルベットのようで、触りたくなる魅力があります。
私がエレファントイヤーを初めて植えたのは、裏庭の池のそばでした。その時は、「こんなに大きくなるなんて思わなかった」と驚きました。でも、夏の終わりには、その巨大な葉っぱが池の水面に映り、まるでリゾート地のような風景を作り出してくれました。ただし、この植物は寒さに弱いので、耐寒性ゾーン8〜12でしか屋外越冬できません。もし、寒い地域にお住まいなら、秋に球根を掘り起こして室内で保管する必要があります。私は、冬の間は、大きな鉢に植えてリビングで育てています。そうすれば、一年中、南国気分を味わえますよ。エレファントイヤーは、明るい黄色のサツマイモの蔓植物と一緒に植えると、紫と黄色のコントラストが圧巻です。
観葉宿根草の選び方と育て方
光と水のバランスを見極める
「葉っぱが美しいって、どうやって判断すればいいの?」答えは、葉っぱの色と形に注目することです。例えば、シルバーリーフは暗い場所を明るくし、ダークリーフは強い日差しの中で引き立つ。また、大きな葉っぱは存在感があり、細かい葉っぱは動きを出す。これらを組み合わせれば、プロ級の庭が作れます。
私がよく使うテクニックは、「三角形の法則」を使うことです。つまり、高さの違う3種類の植物を、三角形になるように配置するんです。例えば、後ろに高さのあるエレファントイヤー、中段に丸みのあるギボウシ、前に這うように広がるハコネグラス。これで、奥行きと立体感のある花壇が完成します。また、水やりのタイミングも重要です。私は、土の表面が乾いたら、たっぷりと与えるようにしています。ただし、エリンギウムのように乾燥を好む植物もあるので、それぞれの特性を把握することが大切です。これらの基本を押さえれば、あなたの庭も、きっと見違えるように美しくなります。
初心者でも失敗しない「葉っぱだけの庭」レイアウト
「花がなくても、葉っぱだけで本当に楽しめるの?」と疑う気持ちはわかります。でも、答えは「イエス」です。実際、日本庭園は、その証拠です。あの世界に誇る美しさは、花ではなく、葉っぱの質感や色の組み合わせで作られているんです。私がおすすめするのは、「ブロンズ・グリーン・シルバー」の3色を基本にすること。
具体的なレイアウト例を紹介します。まず、後方にブロンズ色のリグラリアを配置します。その前に、鮮やかなグリーンのギボウシを植えます。そして、最前列にシルバーのブルンネラを這わせるように配置します。これだけで、まるで水墨画のような、奥行きのある美しい庭が完成します。さらに、アクセントとして、紫色のヒューケラを数株加えると、全体が引き締まります。私は、このレイアウトを3つの花壇で実践していますが、どれも来客から「すごくおしゃれ」と絶賛されています。あなたも、まずは小さな一角から、この3色レイアウトを試してみてください。きっと、葉っぱだけの庭の魅力に、目覚めるはずです。
葉っぱが美しい宿根草の比較表
| 植物名 | 葉っぱの色 | 葉っぱの形 | 適した光量 | 耐寒性ゾーン | おすすめの組み合わせ |
|---|---|---|---|---|---|
| ヒューケラ | 紫、金、シルバー、黒 | 丸みのあるスカラップ状 | 半日陰 | 4-9 | シダ、ギボウシ |
| エリンギウム | スチールブルー | トゲトゲした剣形 | 日向 | 5-9 | 黄色い花、観賞用グラス |
| ハコネグラス | 金色と緑のストライプ | 細長い笹の葉 | 半日陰 | 4-9 | 紫色の葉っぱの植物 |
| ギボウシ | 銀色がかったスレートブルー | 大きなハート形 | 日陰 | 3-9 | シダ、ヒューケラ |
| リグラリア | ダークチョコレート色 | 巨大な丸形 | 半日陰 | 4-9 | 金色のハコネグラス |
| ブルンネラ | シルバー(緑の縁取り) | ハート形 | 日陰〜半日陰 | 3-8 | 濃い緑のシダ、紫色のヒューケラ |
| エレファントイヤー | ダークパープル | 巨大な矢じり形 | 半日陰 | 8-12 | 黄色い蔓植物、シルバーグラス |
夏の葉っぱを美しく保つメンテナンス術
肥料と水やりの黄金ルール
「葉っぱばかりに栄養を取られて、花が咲かないんじゃない?」そんな心配は無用です。葉っぱの宿根草は、花より葉っぱの方が重要なんです。だから、窒素分の多い肥料を、成長期に適量与えることが、美しい葉っぱを保つコツです。私は、液体の魚肥料を2週間に1回、薄めて与えています。
ただし、与えすぎには注意が必要です。特に、エリンギウムのような乾燥地帯原産の植物は、肥料を与えすぎると、葉っぱが柔らかくなりすぎて、病気にかかりやすくなることがあります。私の経験では、「少なめに、頻繁に」が基本です。また、水やりも同様で、土の表面が乾いてからたっぷり与えるのが、根腐れを防ぐ最善の方法です。私は、朝の早い時間に水やりをすることで、日中に葉っぱが乾くようにしています。そうすれば、カビの発生を防げます。これらの基本的なルールを守れば、あなたの葉っぱも、夏の間中、輝き続けるはずです。
病害虫から葉っぱを守る対策
「葉っぱが虫に食べられてしまった!」そんな経験、ありませんか?特にギボウシは、ナメクジの大好物です。でも、心配する必要はありません。私が実際に使っている対策をいくつか紹介します。まず、ナメクジには、ビールトラップが効果的です。浅い容器にビールを入れて、地面に埋めておくだけで、ナメクジが集まって溺れ死にます。
また、うどんこ病(葉っぱに白い粉がつく病気)には、重曹スプレーがおすすめです。私は、水1リットルに小さじ1杯の重曹を溶かして、週に1回程度スプレーしています。これで、ほとんどのカビを予防できます。さらに、アブラムシ対策として、私はてんとう虫を庭に呼び込むようにしています。てんとう虫の幼虫は、アブラムシを大量に食べてくれるからです。そのために、パセリやディルなどのハーブを、花壇の隅に植えておくと、てんとう虫が集まってくるんです。あなたも、化学薬品に頼らず、自然の力を借りることで、安全で美しい庭を維持できますよ。
よくある失敗とその対策
「日陰が足りない」と勘違いしていませんか?
「葉っぱが日焼けしてしまった!」という失敗、よく聞きます。実は、多くの観葉宿根草は、強い直射日光を嫌うんです。特に、ギボウシやブルンネラのシルバーリーフは、午後の強い日差しで簡単に焼けてしまいます。私も最初は、「日陰用の植物だから、とにかく日陰に植えればいい」と思って、真夏の西日が当たる場所に植えてしまったことがあります。結果、葉っぱが茶色く焦げて、見るも無惨な姿に。
この失敗から学んだのは、「日陰」と一口に言っても、その質が重要だということです。例えば、木漏れ日が一日中優しく当たる場所は、ほとんどの観葉宿根草にとって理想的な環境です。一方、午後から強い日差しが当たる場所は、耐陰性の強い植物でも、厳しい場合があります。私が今やっているのは、植え付け前に、その場所の日照時間を3日間計測することです。そうすれば、「この場所は午前中だけ日が当たるから、午後は日陰になる」という具合に、正確に把握できます。あなたも、「日陰」の質を理解することで、失敗を防げますよ。
「水をやりすぎ」が原因かも?
「葉っぱが黄色くなってきた…」その原因、もしかすると水のやりすぎかもしれません。多くの人が、「葉っぱが大きいから、たくさん水が必要」と思い込んでいます。でも、これは大きな誤解です。実際、エリンギウムや一部のヒューケラは、乾燥を好むんです。私の友人は、「葉っぱがしおれているから水をあげよう」と、毎日たっぷり水をあげていたら、根腐れを起こして枯らしてしまいました。
この失敗を防ぐために、私は「指で土を触って確認する」という原始的だけど確実な方法を実践しています。具体的には、土の表面から2センチくらいの深さまで指を差し込んで、湿っているかどうかを確認するんです。もし、指が濡れているなら、まだ水をあげる必要はありません。また、鉢植えの場合は、鉢の重さで水分量を判断することもできます。水をあげる前と後で、鉢の重さを覚えておくと、「この重さになったら、もう水をあげていいんだな」と判断できるようになります。この方法を覚えれば、水やりの失敗はぐっと減ります。あなたも、「水をあげる前に、ちょっと待って、確認する」という習慣を身につけてください。
葉っぱの宿根草で、一年中楽しむ庭づくり
季節ごとの変化を楽しむレイアウト術
「葉っぱだけだと、季節感がないんじゃない?」と心配するかもしれません。でも、葉っぱの宿根草は、季節によって表情を変えるんです。例えば、春に芽吹く新芽は、柔らかなライムグリーンで、それはそれは美しいものです。そして、夏になって葉っぱが成熟すると、色が濃くなり、質感が増す。秋には、一部の葉っぱが紅葉して、また違った美しさを見せてくれます。
私が特に気に入っているのは、ヒューケラの季節変化です。春には、『キャラメル』の葉っぱが、オレンジがかった金色で、まるで春の陽だまりのような明るさです。夏になると、その色が濃いアプリコット色に変化し、秋には、さらに深みのあるブロンズ色に変わります。このように、一つの植物で季節ごとに異なる色を楽しめるのが、葉っぱの宿根草の最大の魅力です。あなたの庭でも、「春は明るい色、夏は濃い色、秋はシックな色」というように、季節の変化を意識したレイアウトを考えてみてください。きっと、一年中、庭に出るのが楽しみになりますよ。
「葉っぱだけの庭」のメリットをもう一度
なぜ、私がこれほどまでに葉っぱの宿根草を推すのか。その理由は、「手間がかからないのに、長く楽しめる」という、ガーデナーにとって理想的な性質を持っているからです。花は、咲いている期間が短く、こまめな手入れが必要です。でも、葉っぱは、一度植えれば、毎年勝手に成長して、何ヶ月も美しさを保ってくれます。
また、葉っぱの宿根草は、初心者にこそおすすめしたいです。なぜなら、水やりのタイミングを間違えても、ある程度は耐えてくれるからです。私の経験では、花の植物は、水やりを一日忘れただけで、すぐにしおれてしまうことがあります。でも、ギボウシやヒューケラは、多少の乾燥には耐えてくれるんです。もちろん、全く手入れをしなくていいわけではありません。でも、花に比べれば、はるかにストレスフリーで、忙しい現代人にぴったりの植物です。あなたも、「花を育てるのは面倒だけど、庭を美しくしたい」というなら、ぜひ葉っぱの宿根草から始めてみてください。きっと、その魅力に取り憑かれるはずです。
夏の庭を彩る観葉宿根草7選
「夏の花壇って、花が主役でしょ?」そう思っていませんか?実は、葉っぱこそが夏の庭の真の主役になれるんです。私は何年もガーデニングをしてきて、花が終わった後の寂しい緑一色の庭に何度もがっかりしてきました。だからこそ、葉っぱの魅力に気づいてほしいんです。花は確かに美しいけど、葉っぱはずっと長く楽しめる。それに、大きくてカラフルな葉っぱは、花以上の存在感を放つこともあります。
あなたが「ただの観葉植物」と軽く見ているその植物が、庭を一瞬でドラマチックな空間に変えてしまうんです。私が今回紹介する7つの宿根草は、どれも葉っぱの美しさで勝負するものばかり。花が咲かなくても、葉っぱだけで十分に主役を張れる。しかも、一度植えれば毎年楽しめるから、コスパも最高です。この記事を読めば、あなたもきっと「葉っぱってすごい!」って思うはずです。
なぜ葉っぱが夏の庭に最適なのか
「花が咲かないと寂しい」って思う気持ち、よくわかります。でも、夏の暑さで花はすぐに傷んでしまうんです。特に8月のピーク時には、ほとんどの花がバテバテになってしまいます。そんな時、葉っぱは元気いっぱい。むしろ、暑さで色が冴える品種もあるんです。
私がこの考え方を変えたのは、ある年の8月に地元の植物園で見た光景がきっかけでした。あの日は35度を超える猛暑で、バラもペチュニアもぐったりしていたんです。でも、ヒューケラやギボウシの葉っぱだけは、みずみずしく輝いていました。特にヒューケラの『キャラメル』という品種は、灼熱の太陽の下で金色からアプリコット色に変わって、まるで宝石のようでした。その時、「ああ、花に頼らなくてもいいんだ」って気づいたんです。それ以来、私は庭の半分以上を葉っぱで勝負する宿根草に変えました。結果、6月から11月までずっと華やかな庭をキープできるようになりました。あなたも、花の疲れが気になるなら、葉っぱの宿根草にシフトする時期かもしれません。
葉っぱを選ぶときの3つのポイント
「でも、葉っぱだけって地味じゃない?」そんな心配は無用です。葉っぱの世界は驚くほど多彩なんです。選ぶときのコツは、色、形、質感の3つを意識すること。これで、花に負けない存在感を出せます。
まず色ですが、緑一色と思ったら大間違い。シルバー、パープル、ブロンズ、ライムグリーン、黒に近いダークパープルまであります。形も、ハート形、剣形、扇状、羽毛状とバラエティ豊か。質感も、ツルツル、ザラザラ、フワフワとさまざまです。私はよく、色の濃い葉っぱ(例えば紫のギボウシ)と明るい葉っぱ(例えば金色のシダ)を隣に植えるんです。すると、お互いの色が引き立って、まるで絵画のようなコントラストが生まれます。実際、私の庭ではこの組み合わせを15箇所以上で使っていますが、どれも大好評です。あなたも、3色以上の葉っぱを組み合わせるだけで、プロ並みの庭づくりができますよ。
1. ヒューケラ(ツボサンゴ)
Photos provided by pixabay
日陰を彩るカラフルリーフの女王
「日陰って、どうしても地味になりがち…」と悩んでいるあなたに、ヒューケラはまさに救世主です。日陰をカラフルに彩る能力は、他の植物の追随を許しません。特に、キャラメルという品種は、春から夏にかけて葉っぱの色が変わるので、ずっと見ていて飽きないんです。
私が庭で実際に使っている経験から言うと、ヒューケラは本当に扱いやすい。耐寒性ゾーン4〜9と幅広い地域で育ち、水はけの良い有機質の土を好みます。ただし、注意点が一つ。強い午後の日差しに当てると、せっかくの美しい色が褪せてしまうんです。だから、半日陰か、木漏れ日が当たる場所がベストです。また、水はけが悪い粘土質の土だと、根腐れを起こしやすいので注意が必要です。私は、植え付け前に必ず土壌水分計でチェックするようにしています。そうすれば、失敗がぐっと減りますよ。ヒューケラは、シダやギボウシと組み合わせると、さらに引き立ちます。特に、細かい葉っぱのシダと、丸みのあるヒューケラのコントラストは、本当に美しいです。
2. エリンギウム(マツムシソウ)
砂漠のような乾燥地帯で輝く金属アート
「水やりが面倒くさい…」そんなあなたに、エリンギウムはぴったりの植物です。水やりをほとんど必要としないんです。特に、青みがかったスチールブルーの花と葉っぱは、まるで金属細工のアート作品のよう。
高さ90センチにもなるエリンギウムは、花壇の後方に置くと、存在感を最大限に発揮します。私は、黄色いノコギリソウ(ヤロウ)と一緒に植えるのがお気に入りです。すると、青と黄色のコントラストが、夏の日差しの中で輝くんです。ただし、一つだけ重要な注意点があります。この植物は、肥料をほとんど必要としないんです。逆に、与えすぎると茎がひょろひょろに伸びて、倒れてしまうことがあります。だから、痩せた砂地にそのまま植えるのがベスト。私の庭では、水はけの悪い粘土質の場所ではうまく育たなかったので、必ず水はけの良い場所を選んでください。エリンギウムは、ドライフラワーとしても楽しめるので、花が終わった後も捨てずに吊るしておくのがおすすめです。
3. ハコネグラス(アレチマツリ)
風に揺れる黄金の滝
「動きのある庭にしたい」と思ったことはありませんか?ハコネグラスは、その願いを叶えてくれる植物です。風に揺れる姿が、まるで滝のように美しいんです。特に、アウレオラという品種は、黄金色の葉っぱに緑のストライプが入り、光を受けてキラキラ輝く。
私がハコネグラスを初めて見たのは、ある有名な日本庭園でした。その時、風が吹くたびに、葉っぱがさざ波のように揺れて、周りの石や苔との調和が完璧でした。この植物は、半日陰から日陰で最も美しく育ちます。ただし、夏の暑さで乾燥すると、葉っぱの先が茶色く枯れてしまうので、注意が必要です。私は、マルチング(敷きわら)をして、土の乾燥を防ぐようにしています。また、濃い紫色の葉っぱの植物(例えば「ブラックマジック」のエレファントイヤー)と一緒に植えると、コントラストがすごく綺麗ですよ。ハコネグラスは、一度根付くと、ほとんど手間いらずで、毎年楽しめる優等生です。
4. ギボウシ(ホスタ)
Photos provided by pixabay
日陰を彩るカラフルリーフの女王
「ギボウシって、ただの緑の葉っぱでしょ?」そう思っているなら、『シーボルディアナ』という品種をぜひ見てみてください。このギボウシは、直径25センチにもなる、銀色がかったスレートブルーの大きな葉っぱを持っています。まるで、高級なベルベットのような質感で、日陰の庭を一気に高級感あふれる空間に変えてしまうんです。
私がギボウシを庭に植え始めたのは、北側の日陰がどうしても寂しかったからです。最初は、花が咲く植物をいろいろ試しましたが、どれも長続きしませんでした。でも、シーボルディアナを植えてから、状況が一変。あの大きな葉っぱが、陰をものともせずに成長し、庭の主役になってくれたんです。注意点としては、強い直射日光に当てると、葉っぱが焼けてしまうこと。また、ナメクジの被害にあいやすいので、私は防除目的で、珪藻土を株元にまくようにしています。ギボウシと、細かい葉っぱのシダを組み合わせると、大きな葉っぱと細かい葉っぱのコントラストが、見事なハーモニーを生み出します。あなたも、日陰の強い味方として、ギボウシを一度試してみてください。
5. リグラリア(メギ)
湿った場所で輝くチョコレート色の巨大リーフ
「庭の水はけが悪くて、何も育たない…」そんな悩みを抱えている方に、リグラリアの『ブリット・マリー・クロフォード』は、まさに救世主です。この植物は、ジメジメした湿った場所でこそ、真価を発揮するんです。巨大なダークチョコレート色の葉っぱは、まるで高級な革製品のような光沢があり、裏側がワインレッド色をしているんです。
私がこの植物を初めて育てたのは、雨水がたまりやすい庭の隅っこでした。そこは、他の植物ではうまく育たなかった場所です。でも、リグラリアを植えてから、その場所が一気に庭の主役になりました。特に、黄色い花が咲く7月から8月にかけては、茶色と黄色のコントラストが見事で、来客があるたびに「これ、何ていう植物?」と聞かれるほどです。ただし、一つだけ厳守してほしいルールがあります。この植物は、絶対に強い日差しと乾燥にさらさないことです。もし、午後の強い日差しが当たる場所に植えると、数時間で葉っぱがぐったりと萎れてしまいます。そうなると、復活するまでに数日かかるので、水辺や池のほとりが最適な場所です。リグラリアは、金色のハコネグラスと一緒に植えると、お互いの色が引き立って、最高の組み合わせになります。
6. ブルンネラ(ワスレナグサ)
シルバーの葉っぱが暗い場所を照らす
「暗い場所が明るくならない…」そんな悩みを解決するのが、ブルンネラの『ジャック・フロスト』です。この植物は、シルバーに輝くハート形の葉っぱが、まるで月明かりのように暗い場所を照らすんです。春には、ワスレナグサに似た小さな青い花を咲かせるので、花と葉っぱの両方を楽しめるお得な植物です。
私がブルンネラを庭に取り入れたのは、家の北側の暗い壁際をどうにかしたかったからです。最初は、白い花の植物をいろいろ試しましたが、どれも花が終わると、ただの緑の葉っぱになってしまいました。でも、ジャック・フロストのシルバーリーフは、花が終わった後もずっと輝き続けます。特に、夕方の薄暗い時間帯に、そのシルバーの葉っぱが浮かび上がる様子は、本当に幻想的です。育てるのは簡単で、半日陰から日陰の、水はけの良い土を好みます。ただし、冬の前に、枯れた葉っぱを整理しておくことが、春の新芽を元気に育てるコツです。ブルンネラは、濃い緑色のシダや、紫色のヒューケラと組み合わせると、シルバーがさらに引き立ちます。
7. エレファントイヤー(サトイモ)
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日陰を彩るカラフルリーフの女王
「南国風の庭にしたい!」そんな願いを、エレファントイヤーの『ブラックマジック』が叶えてくれます。この植物は、高さ2メートルにもなる巨大なダークパープルの葉っぱが特徴で、まるで熱帯雨林に迷い込んだかのような雰囲気を演出してくれます。特に、その葉っぱの質感は、まるでベルベットのようで、触りたくなる魅力があります。
私がエレファントイヤーを初めて植えたのは、裏庭の池のそばでした。その時は、「こんなに大きくなるなんて思わなかった」と驚きました。でも、夏の終わりには、その巨大な葉っぱが池の水面に映り、まるでリゾート地のような風景を作り出してくれました。ただし、この植物は寒さに弱いので、耐寒性ゾーン8〜12でしか屋外越冬できません。もし、寒い地域にお住まいなら、秋に球根を掘り起こして室内で保管する必要があります。私は、冬の間は、大きな鉢に植えてリビングで育てています。そうすれば、一年中、南国気分を味わえますよ。エレファントイヤーは、明るい黄色のサツマイモの蔓植物と一緒に植えると、紫と黄色のコントラストが圧巻です。
観葉宿根草の選び方と育て方
光と水のバランスを見極める
「葉っぱが美しいって、どうやって判断すればいいの?」答えは、葉っぱの色と形に注目することです。例えば、シルバーリーフは暗い場所を明るくし、ダークリーフは強い日差しの中で引き立つ。また、大きな葉っぱは存在感があり、細かい葉っぱは動きを出す。これらを組み合わせれば、プロ級の庭が作れます。
私がよく使うテクニックは、「三角形の法則」を使うことです。つまり、高さの違う3種類の植物を、三角形になるように配置するんです。例えば、後ろに高さのあるエレファントイヤー、中段に丸みのあるギボウシ、前に這うように広がるハコネグラス。これで、奥行きと立体感のある花壇が完成します。また、水やりのタイミングも重要です。私は、土の表面が乾いたら、たっぷりと与えるようにしています。ただし、エリンギウムのように乾燥を好む植物もあるので、それぞれの特性を把握することが大切です。これらの基本を押さえれば、あなたの庭も、きっと見違えるように美しくなります。
初心者でも失敗しない「葉っぱだけの庭」レイアウト
「花がなくても、葉っぱだけで本当に楽しめるの?」と疑う気持ちはわかります。でも、答えは「イエス」です。実際、日本庭園は、その証拠です。あの世界に誇る美しさは、花ではなく、葉っぱの質感や色の組み合わせで作られているんです。私がおすすめするのは、「ブロンズ・グリーン・シルバー」の3色を基本にすること。
具体的なレイアウト例を紹介します。まず、後方にブロンズ色のリグラリアを配置します。その前に、鮮やかなグリーンのギボウシを植えます。そして、最前列にシルバーのブルンネラを這わせるように配置します。これだけで、まるで水墨画のような、奥行きのある美しい庭が完成します。さらに、アクセントとして、紫色のヒューケラを数株加えると、全体が引き締まります。私は、このレイアウトを3つの花壇で実践していますが、どれも来客から「すごくおしゃれ」と絶賛されています。あなたも、まずは小さな一角から、この3色レイアウトを試してみてください。きっと、葉っぱだけの庭の魅力に、目覚めるはずです。
葉っぱが美しい宿根草の比較表
| 植物名 | 葉っぱの色 | 葉っぱの形 | 適した光量 | 耐寒性ゾーン | おすすめの組み合わせ |
|---|---|---|---|---|---|
| ヒューケラ | 紫、金、シルバー、黒 | 丸みのあるスカラップ状 | 半日陰 | 4-9 | シダ、ギボウシ |
| エリンギウム | スチールブルー | トゲトゲした剣形 | 日向 | 5-9 | 黄色い花、観賞用グラス |
| ハコネグラス | 金色と緑のストライプ | 細長い笹の葉 | 半日陰 | 4-9 | 紫色の葉っぱの植物 |
| ギボウシ | 銀色がかったスレートブルー | 大きなハート形 | 日陰 | 3-9 | シダ、ヒューケラ |
| リグラリア | ダークチョコレート色 | 巨大な丸形 | 半日陰 | 4-9 | 金色のハコネグラス |
| ブルンネラ | シルバー(緑の縁取り) | ハート形 | 日陰〜半日陰 | 3-8 | 濃い緑のシダ、紫色のヒューケラ |
| エレファントイヤー | ダークパープル | 巨大な矢じり形 | 半日陰 | 8-12 | 黄色い蔓植物、シルバーグラス |
夏の葉っぱを美しく保つメンテナンス術
肥料と水やりの黄金ルール
「葉っぱばかりに栄養を取られて、花が咲かないんじゃない?」そんな心配は無用です。葉っぱの宿根草は、花より葉っぱの方が重要なんです。だから、窒素分の多い肥料を、成長期に適量与えることが、美しい葉っぱを保つコツです。私は、液体の魚肥料を2週間に1回、薄めて与えています。
ただし、与えすぎには注意が必要です。特に、エリンギウムのような乾燥地帯原産の植物は、肥料を与えすぎると、葉っぱが柔らかくなりすぎて、病気にかかりやすくなることがあります。私の経験では、「少なめに、頻繁に」が基本です。また、水やりも同様で、土の表面が乾いてからたっぷり与えるのが、根腐れを防ぐ最善の方法です。私は、朝の早い時間に水やりをすることで、日中に葉っぱが乾くようにしています。そうすれば、カビの発生を防げます。これらの基本的なルールを守れば、あなたの葉っぱも、夏の間中、輝き続けるはずです。
病害虫から葉っぱを守る対策
「葉っぱが虫に食べられてしまった!」そんな経験、ありませんか?特にギボウシは、ナメクジの大好物です。でも、心配する必要はありません。私が実際に使っている対策をいくつか紹介します。まず、ナメクジには、ビールトラップが効果的です。浅い容器にビールを入れて、地面に埋めておくだけで、ナメクジが集まって溺れ死にます。
また、うどんこ病(葉っぱに白い粉がつく病気)には、重曹スプレーがおすすめです。私は、水1リットルに小さじ1杯の重曹を溶かして、週に1回程度スプレーしています。これで、ほとんどのカビを予防できます。さらに、アブラムシ対策として、私はてんとう虫を庭に呼び込むようにしています。てんとう虫の幼虫は、アブラムシを大量に食べてくれるからです。そのために、パセリやディルなどのハーブを、花壇の隅に植えておくと、てんとう虫が集まってくるんです。あなたも、化学薬品に頼らず、自然の力を借りることで、安全で美しい庭を維持できますよ。
よくある失敗とその対策
「日陰が足りない」と勘違いしていませんか?
「葉っぱが日焼けしてしまった!」という失敗、よく聞きます。実は、多くの観葉宿根草は、強い直射日光を嫌うんです。特に、ギボウシやブルンネラのシルバーリーフは、午後の強い日差しで簡単に焼けてしまいます。私も最初は、「日陰用の植物だから、とにかく日陰に植えればいい」と思って、真夏の西日が当たる場所に植えてしまったことがあります。結果、葉っぱが茶色く焦げて、見るも無惨な姿に。
この失敗から学んだのは、「日陰」と一口に言っても、その質が重要だということです。例えば、木漏れ日が一日中優しく当たる場所は、ほとんどの観葉宿根草にとって理想的な環境です。一方、午後から強い日差しが当たる場所は、耐陰性の強い植物でも、厳しい場合があります。私が今やっているのは、植え付け前に、その場所の日照時間を3日間計測することです。そうすれば、「この場所は午前中だけ日が当たるから、午後は日陰になる」という具合に、正確に把握できます。あなたも、「日陰」の質を理解することで、失敗を防げますよ。
「水をやりすぎ」が原因かも?
「葉っぱが黄色くなってきた…」その原因、もしかすると水のやりすぎかもしれません。多くの人が、「葉っぱが大きいから、たくさん水が必要」と思い込んでいます。でも、これは大きな誤解です。実際、エリンギウムや一部のヒューケラは、乾燥を好むんです。私の友人は、「葉っぱがしおれているから水をあげよう」と、毎日たっぷり水をあげていたら、根腐れを起こして枯らしてしまいました。
この失敗を防ぐために、私は「指で土を触って確認する」という原始的だけど確実な方法を実践しています。具体的には、土の表面から2センチくらいの深さまで指を差し込んで、湿っているかどうかを確認するんです。もし、指が濡れているなら、まだ水をあげる必要はありません。また、鉢植えの場合は、鉢の重さで水分量を判断することもできます。水をあげる前と後で、鉢の重さを覚えておくと、「この重さになったら、もう水をあげていいんだな」と判断できるようになります。この方法を覚えれば、水やりの失敗はぐっと減ります。あなたも、「水をあげる前に、ちょっと待って、確認する」という習慣を身につけてください。
葉っぱの宿根草で、一年中楽しむ庭づくり
季節ごとの変化を楽しむレイアウト術
「葉っぱだけだと、季節感がないんじゃない?」と心配するかもしれません。でも、葉っぱの宿根草は、季節によって表情を変えるんです。例えば、春に芽吹く新芽は、柔らかなライムグリーンで、それはそれは美しいものです。そして、夏になって葉っぱが成熟すると、色が濃くなり、質感が増す。秋には、一部の葉っぱが紅葉して、また違った美しさを見せてくれます。
私が特に気に入っているのは、ヒューケラの季節変化です。春には、『キャラメル』の葉っぱが、オレンジがかった金色で、まるで春の陽だまりのような明るさです。夏になると、その色が濃いアプリコット色に変化し、秋には、さらに深みのあるブロンズ色に変わります。このように、一つの植物で季節ごとに異なる色を楽しめるのが、葉っぱの宿根草の最大の魅力です。あなたの庭でも、「春は明るい色、夏は濃い色、秋はシックな色」というように、季節の変化を意識したレイアウトを考えてみてください。きっと、一年中、庭に出るのが楽しみになりますよ。
「葉っぱだけの庭」のメリットをもう一度
なぜ、私がこれほどまでに葉っぱの宿根草を推すのか。その理由は、「手間がかからないのに、長く楽しめる」という、ガーデナーにとって理想的な性質を持っているからです。花は、咲いている期間が短く、こまめな手入れが必要です。でも、葉っぱは、一度植えれば、毎年勝手に成長して、何ヶ月も美しさを保ってくれます。
また、葉っぱの宿根草は、初心者にこそおすすめしたいです。なぜなら、水やりのタイミングを間違えても、ある程度は耐えてくれるからです。私の経験では、花の植物は、水やりを一日忘れただけで、すぐにしおれてしまうことがあります。でも、ギボウシやヒューケラは、多少の乾燥には耐えてくれるんです。もちろん、全く手入れをしなくていいわけではありません。でも、花に比べれば、はるかにストレスフリーで、忙しい現代人にぴったりの植物です。あなたも、「花を育てるのは面倒だけど、庭を美しくしたい」というなら、ぜひ葉っぱの宿根草から始めてみてください。きっと、その魅力に取り憑かれるはずです。
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FAQs
Q: なぜ葉っぱの宿根草が夏の庭に最適なのですか?
A: 私も昔は「夏の庭は花が主役」と思い込んでいました。でも、実際に何年もガーデニングを続けてきて、花だけに頼る限界を痛感しました。特に、日本の蒸し暑い夏、花はすぐに傷んでしまって、8月にはバテバテになるんです。そんな時、葉っぱの宿根草は元気いっぱい。むしろ、暑さで色が冴える品種さえあります。例えば、ヒューケラの『キャラメル』は、灼熱の太陽の下で金色からアプリコット色に変わって、まるで宝石のように輝きました。私が一番伝えたいのは、葉っぱはずっと長く楽しめるということ。花が咲いている期間は短いけど、葉っぱは6月から11月まで、ずっと庭を華やかにしてくれます。しかも、一度植えれば毎年勝手に成長してくれるから、コスパも最高。花に頼らなくても、十分に主役を張れるんです。あなたも、もし花の疲れが気になるなら、葉っぱの宿根草にシフトする時期かもしれませんよ。
Q: 初めて観葉宿根草を選ぶとき、何を基準にすればいいですか?
A: 私が初めて葉っぱの宿根草を選んだ時は、本当に迷いました。色や形が多すぎて、どれを選べばいいか分からなかったんです。でも、経験から言うと、まず「色、形、質感」の3つを意識するのがコツです。例えば、シルバーリーフは暗い場所を明るくしてくれるし、ダークリーフは強い日差しの中で引き立ちます。形も、大きなハート形のギボウシは存在感抜群で、細かい笹の葉のハコネグラスは風に揺れて動きを出してくれます。私がよく使うテクニックは、3色の葉っぱを組み合わせること。具体的には、後ろにブロンズ色のリグラリア、中段に鮮やかなグリーンのギボウシ、最前列にシルバーのブルンネラを配置する。これだけで、まるで水墨画のような奥行きのある庭が完成します。あなたも、まずは小さな一角から、この3色レイアウトを試してみてください。きっと、葉っぱだけの庭の魅力に気づくはずです。
Q: 日陰の庭に最適な観葉宿根草はどれですか?
A: 「日陰ってどうしても地味になりがち…」と悩んでいるあなたに、私が一番おすすめするのはヒューケラとギボウシです。特に、ヒューケラの『キャラメル』は、日陰でもカラフルな葉っぱを楽しめる優れもの。私の庭では、北側の暗い壁際に植えていますが、その葉っぱがまるで宝石のように輝いています。ギボウシの『シーボルディアナ』も、日陰のヒーローです。直径25センチにもなる銀色がかったスレートブルーの葉っぱは、高級なベルベットのような質感で、日陰の庭を一気に高級感あふれる空間に変えてくれます。ただし、注意点があります。これらの植物は、強い午後の日差しに当てると葉っぱが焼けてしまうんです。私も最初は、西日が当たる場所に植えてしまい、葉っぱが茶色く焦げて失敗しました。だから、木漏れ日が優しく当たる半日陰か、一日中日陰の場所を選んでください。また、シダやブルンネラと組み合わせると、さらに美しさが引き立ちますよ。
Q: 観葉宿根草の水やりで気をつけることはありますか?
A: 私の最大の失敗は「葉っぱが大きいから、たくさん水が必要」と思い込んでいたことです。実際は、エリンギウムや一部のヒューケラは乾燥を好むし、逆にリグラリアは湿った場所を好む。植物によって水やりの頻度が全然違うんです。私が今実践しているのは、「指で土を触って確認する」という原始的だけど確実な方法。土の表面から2センチくらいの深さまで指を差し込んで、湿っているかどうかをチェックします。もし指が濡れているなら、まだ水をあげる必要はありません。また、鉢植えの場合は、鉢の重さで水分量を判断するのも有効です。水をあげる前と後の重さを覚えておけば、「この重さになったら、もう水をあげていいんだな」と分かります。さらに、水やりは朝の早い時間にすることが大事。日中に葉っぱが乾くので、カビの発生を防げます。あなたも、「水をあげる前に、ちょっと待って、確認する」という習慣を身につけてください。そうすれば、水やりの失敗はぐっと減りますよ。
Q: 葉っぱだけの庭は、本当に花の庭より美しいのでしょうか?
A: 私も最初は半信半疑でした。「花がなければ、庭は寂しいんじゃないか」と。でも、日本庭園を見てください。あの世界に誇る美しさは、花ではなく、葉っぱの質感や色の組み合わせで作られているんです。実際、私が植物園で見たある年の8月、35度を超える猛暑でバラもペチュニアもぐったりしていました。でも、ヒューケラやギボウシの葉っぱだけは、みずみずしく輝いていたんです。その時、「ああ、花に頼らなくてもいいんだ」って気づきました。それ以来、私は庭の半分以上を葉っぱで勝負する宿根草に変えました。結果、6月から11月までずっと華やかな庭をキープできるようになりました。しかも、葉っぱは季節によって表情を変えます。春の柔らかなライムグリーン、夏の濃い色、秋の紅葉。一つの植物で、季節ごとに異なる美しさを楽しめるのが、葉っぱの宿根草の最大の魅力です。あなたも、「花がなくて寂しい」という固定観念を捨てて、葉っぱの世界に飛び込んでみてください。きっと、新しい発見があるはずです。
